シネマティック・カフェ : 映像都市, 北京!

今まで中国映画の中で北京の象徴とされてきた風景や場所は故宮、天安門、CCTVビルなどの新築市街。ほとんどが外部の視線が見る北京である。それに対し、北京に暮らす人々はどう捉えているか。

たとえば、映画『黒い雪の年』や『太陽の少年』に描かれた政府機関の住宅団地‘大院’は、都市の風景と雰囲気に関する記憶の記録でもある。都市・建築・人々が北京をどう思い描いているのか、これら映画の紹介を含む、北京生まれの東大博士課程在学中のCATメンバー・趙斉によるトークとそれに続くディスカション。